留学生が新潟の食の魅力を海外にPRするためのアイデアを競う

新潟市のビジネススクールで学ぶ留学生が新潟の食の魅力を海外にPRするためのアイデアを競う催しが新潟市で開かれました。

この催しを開いたのは新潟市中央区のビジネススクール、事業創造大学院大学で、去年から県と協力して県産の農林水産物の輸出拡大に向けてPRを行っています。
19日の催しにはスクールに通うイタリアやベトナムなど7か国の留学生11人が参加し、新潟の食の魅力を海外にPRするためのアイデアを発表しました。
このうちインドからの留学生は、インドでは甘い物が好まれ、アニメを通してだんごも知られているとして、新潟から輸出されたコメをインドで加工し、だんごなどの甘い物をつくるというアイデアを発表していました。
また、インドネシアからの留学生はブランドいちご「越後姫」について、贈答用としての需要も見込まれることからパッケージに力をいれることを提案していました。
その後、表彰式が行われ優秀なアイデアを考えたとして6人に賞が贈られました。
参加した留学生は「新潟の食はおいしいだけでなく見た目もいい。新潟の1番の魅力はおいしいものだと思う」とか、「新潟を知らない外国人もいるのでコメや酒を通してブランディングを強化するといいと思う」などと話していました。
留学生たちは今後1年間アンバサダーとして県と協力し県産品のPRなどをしていくということです。