ノドグロのブランド化で新潟県が関係者向けに説明会を開催

県が推進するブランドのひとつ、「ノドグロ」について、県は高品質と認定したものを新たな独自ブランドとして流通させることになり、19日関係者向けに説明会を開きました。

県は去年、県産の農林水産物のけん引役としてノドグロを含む8品目を選定し、このうちノドグロについては県内の観光業や飲食業などからブランド化を求める声が上がっていました。
こうした声を受けて、県は、高品質のノドグロを新潟県の独自ブランドとして認定して流通させることにして、19日、新潟市内で県内の飲食店やホテル向けに説明会を開きました。
このなかで県の担当者は高品質のノドグロと認定されるには400グラム以上の大型のもので、一定の地域のはえ縄漁や刺網漁などで漁獲されていることが条件になると説明しました。
さらに荷造りの際にも直接、手を触れないことや漁獲後から冷やすことも必要になると伝えていました。
また、今後はことし6月にブランド名を発表した上で、漁期が始まる7月から流通させる方針を示しました。
このあと非公開で質疑が行われ、参加者からはブランドの条件をより厳しいものにするべきだなどという意見が出されたということです。
県水産課の河村智志課長は「ブランド化を通じて、新潟県まで来てノドグロを食べてよかったと思ってもらえるものを提供できればいいと思う」と話していました。