「にいがた応援旅割キャンペーン」 16日から始まる

国の北陸応援割を活用した新潟県の「にいがた応援旅割キャンペーン」が16日から始まりました。

県は、能登半島地震の影響でキャンセルが相次いだ県内の観光業を支援するため、観光客の宿泊代の一部を補助する国の「北陸応援割」を活用した「にいがた応援旅割キャンペーン」を16日の宿泊分から開始しました。
このキャンペーンでは、来月26日までに対象となる宿泊施設に宿泊する場合、その交通や宿泊の代金が最大で半額まで補助されます。
今月8日から順次受け付けがはじまり、当日中に予約枠が埋まる施設もあるほどの人気で、県内の観光業の回復に期待が寄せられています。
新潟市中央区のホテルでは、地震のあとの旅行控えやアイドルのコンサートが中止になった影響で、予約の6割以上がキャンセルとなった日もあるなど、大きな打撃を受けました。
このホテルでも今月8日にキャンペーンの受け付けを開始すると、ホテルに割り当てられた予約枠はわずか2時間で埋まり、土日を中心に多くの日で満室になっているということです。
ホテルオークラ新潟フロントレセプション課の石井千翔さんは、「復興という意味でこのキャンペーンがはじまり、新潟の魅力が広まればいいと思います。訪れた方は、お酒や海鮮など新潟の食を楽しんでいただきたいです」と話していました。