三条市に開院「済生会新潟県央基幹病院」一般外来診療始まる

今月1日に三条市に開院した「済生会新潟県央基幹病院」で、4日から一般外来の診療が始まりました。

今月1日に開院した済生会新潟県央基幹病院は、救急科や産婦人科など31の診療科に400床の病床を備えた県央地域の中核病院で、段階的に機能を拡大してことし10月から本格的に稼働する予定です。
病院では4日から救急の診療に加えて一般外来の診療が始まり、午前中から診療を希望する人たちが訪れていました。
このうち70代の男性は「案内の人も多くいて、スムーズに診療を受けることができました」と話していました。
病院によりますと、4日は外来診療では199人の予約があり、病院では患者が集中して救急医療などへの対応が難しくなることを防ぐため、外来を初めて受診する人はかかりつけの医療機関を受診し、紹介状をもらうよう呼びかけています。
済生会新潟県央基幹病院の遠藤直人病院長は「外来診療が始まったということで、身の引き締まる思いです。地域の人にこの病院ができてよかったと思ってもらえるようにしたいです」と話していました。