県内新型コロナ感染減もインフル注意報基準超 感染対策を

県内では今月25日までの1週間で、新型コロナウイルスの1医療機関あたりの感染者数は前の週と比べて減少しました。
一方、インフルエンザの感染者数は注意報の基準を超え、県は基本的な感染対策を呼びかけています。

県によりますと、県内の新型コロナウイルスの1医療機関あたりの感染者数は11.27人で、前の週の0.89倍となって3週連続で減少しました。
一方、インフルエンザの感染者数は1医療機関あたり13.43人と前の週の9.76人から3割余り増え、国が示す注意報の基準を超えました。
複数の保健所の管内で警報や注意報の基準を超えていて、年代別では小中学生の感染が多いということです。
さらに、発熱やのどの痛みなどの症状が出る咽頭結膜熱の感染者数は1医療機関あたり2.27人と前の週より減少しましたが、国の終息基準を超えていて、県は警報を継続するとともに基本的な感染対策を呼びかけています。