新潟「十日町雪まつり」 雪少なく規模縮小して開催

新潟の冬を代表するイベント、「十日町雪まつり」が16日から開かれています。
今シーズンは雪が少ない影響で雪像の審査を行わないなど規模を縮小しています。

「十日町雪まつり」は、昭和25年に始まり、ことしで75回目を迎える雪国新潟の冬を代表するイベントで、住民らが作る大小の雪像が呼び物となっています。
ことしの雪まつりは16日から始まり、まちなかにはアニメのキャラクターを題材にするなど46体の雪像が作られました。
このうち、十日町市総合体育館近くのメイン会場では、2体の雪像のほか、雪の滑り台も作られて家族連れなど多くの人でにぎわいました。
一方、雪まつりの実行委員会によりますと今シーズンは雪が少なく、雪像を作るための雪を十分に用意できない団体もあることから、例年行っている雪像の審査を中止するなど規模を縮小したということです。
雪像を作った40代の男性は「雪が少なかったのでもともとの図案から変更して作品を作りました。きれいなラインを出すのが腕の見せどころなので注目してほしいです」と話していました。
実行委員会の斎喜直事務局長は「雪が少なくても、雪を楽しむというこのイベントをことしも開けたことをうれしく思います。開催するプログラムは大きな変更ありませんので、ぜひ訪れてほしいです」と話していました。
「十日町雪まつり」は17日午後8時まで開かれています。