上越新幹線下り線 終電を20分繰り上げ 来春ダイヤ改正

JR東日本は来年春のダイヤ改正で上越新幹線の下り線について終電時刻を20分繰り上げます。
一方、各駅への到着時刻が早まることから、長岡駅と新潟駅で最終列車から在来線への乗り換えができるようにするということです。

JRは来年3月からのダイヤ改正を発表し、このなかで上越新幹線の下り線について終電時刻をこれまでの午後9時40分から20分繰り上げ、午後9時20分とします。
これは開業から40年以上が経過し、設備のリニューアルや地震対策などの工事が必要になってきていることから、夜間にこうした工事の時間を確保するためだということです。
一方、各駅への到着時刻が早まることから、長岡駅と新潟駅で最終列車から在来線への乗り換えができるようにします。
具体的には
▽長岡駅を午後11時8分に出発する信越本線に
▽また新潟駅を午後11時33分に出発する白新線や越後線などに乗り換えが可能になります。
JR東日本は「工事の担い手不足が厳しさを増す中、十分な工事時間を確保することで、作業員の働き方改革にもつなげたい」としています。