新潟 村上市で「六斎市」正月用の食材買い求める客でにぎわう

年の瀬を迎え、村上市で地元の新鮮な野菜や魚などを販売する「六斎市」が開かれ、正月用の食材などを買い求める客でにぎわいました。

100年以上続く村上市の「六斎市」は、毎月2と7のつく日に開かれる市で、地元の新鮮な野菜や魚などが販売され市民の台所となっています。
27日は26の店が並び、「塩引き鮭」や赤かぶなどの市の特産品のほか、新鮮な野菜や漬物などが販売されていました。
また、地元では正月に欠かせない、サケの身やはらこ、かずのこなどが入った郷土料理の「飯寿司」も販売されていました。
市には次々と買い物客が訪れ、にぎわっていました。
買い物に訪れ人は「市にはよく来ます。きょうは正月用品を買いに来ました。皆さんの顔を見られるのが楽しみです」と話していました。
また別の買い物客は「暮れにはよく来ていて正月の材料を買いに来ました。店の人や知り合いにも会えて楽しいです」と話していました。
村上市場組合の松本正組合長は「25年以上店を出しています。野菜、魚、鮮度のいいものばかりで安いのが魅力です。村上の町らしく暮れにはサケの加工品も出ています。きょうはほとんど売れました」と話していました。
村上市の六斎市は今月30日にも行われます。