新型コロナ前週の1.15倍 インフルと咽頭結膜熱は警報継続

今月17日までの1週間で、新型コロナウイルスの県内の1医療機関あたりの感染者数は、前の週の1.15倍に増えました。
一方、インフルエンザと咽頭結膜熱については引き続き警報を出して注意を呼びかけています。

県によりますと、今月17日までの1週間で県内の新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたり5.4人で、前の週の1.15倍に増えました。
一方、インフルエンザの感染者数は1医療機関あたり33.63人と、前の週からおよそ2割減りましたが、感染者のおよそ7割は14歳以下の子どもが占めています。
一方、子どもがかかりやすく発熱やのどの痛みといった症状が出る、プール熱と呼ばれていた咽頭結膜熱の感染者数は1医療機関あたり3.42人で、わずかに増えました。
インフルエンザと咽頭結膜熱はいずれも国の示す基準を超えていて県は引き続き警報を出しています。
県は発熱している場合は外出を控えるほか、咽頭結膜熱については感染者との密接な接触は避け、別のタオルを使用するなどの対策を呼びかけています。