冬至を前に 寒さが苦手なカピバラに「ゆず湯」 新潟

22日の冬至を前に新潟市の施設では、寒さが苦手なカピバラのために「ゆず湯」が用意されました。

22日は1年で最も昼間の時間が短い冬至で、古くから「ゆず湯」に入って体を温める習慣があります。
新潟市中央区にある「いくとぴあ食花」の動物ふれあいセンターでは、10歳のオスのカピバラの「ゆうじろう」が飼育されていて、冬至を前に20日、お湯にゆずを浮かべた「ゆず湯」が用意されました。
「ゆうじろう」は、ゆずの香りが漂うお湯につかって体を温めたり、湯の中で寝そべったりしながら気持ちよさそうにしていました。
ブラジルなど南米を中心に生息するカピバラは寒さが苦手なため、施設では毎年この時期にゆず湯を用意しています。
新潟市西区から子どもと訪れた30代の女性は「カピバラを見によく来るが、ゆず湯に入っている貴重なところを見られて子どもも喜んでいた」と話していました。
カピバラのゆず湯は、今月30日まで行われます。