協力者が減る冬の時期を迎え高校生が献血を呼びかけ 妙高

悪天候などで献血に協力する人が減る冬の時期を迎え、妙高市の商業施設で地元の高校生が献血への協力を呼びかけました。

献血への協力を呼びかけたのは妙高市の新井高校の生徒、合わせて10人です。
生徒たちは商業施設の出入り口付近で、「献血にご協力ください」と書かれたたすきを着け、施設を訪れた客などにティッシュペーパーを配って献血への協力を呼びかけました。
県赤十字血液センターによりますと、毎年、冬の時期は悪天候や体調を崩す人が増えることなどから献血に協力する人が減る時期だということです。
センターでは近年、若い世代で献血をする人が減っていることから、特に10代や20代の若い世代に協力を呼びかけたいとしています。
献血への協力を呼びかけた高校2年の女子生徒は「みんなが気軽に献血するようになったらいいなと思います」と話していました。
活動に参加し自身も献血を行った3年の女子生徒は「献血に興味があったので、自分も献血できて嬉しい気持ちです」と話していました。
県赤十字血液センターの野上修さんは「若い方の献血が少なくなっているので、高校生が呼びかけをしてくれるのはうれしいです。ぜひ定期的な協力をお願いします」と話していました。