ゆきぐに大和病院が病床のない診療所に変更へ 新潟 南魚沼

南魚沼市の市立ゆきぐに大和病院が、来年度から始まる医師の働き方改革によって診療体制の維持が難しくなるとして病床のない診療所に変更されることになりました。

南魚沼市の市立ゆきぐに大和病院には2人の常勤の医師がいますが、来年度から始まる医師の働き方改革によって診療体制の維持が難しくなるほか新たに常勤医を確保するめども立たないとして、市は来年11月をもって病床のない診療所に変更する方針です。
先月21日に開かれた医療や行政の関係者による会議でこの方針が合意され訪問看護ステーションを新設して在宅医療の体制を強化するほか認知症疾患医療センターは継続して認知症に関する相談への対応や研修会などを行うことがあわせて確認されました。
一方、ゆきぐに大和病院の入院機能がなくなることを受け、南魚沼市民病院で急性期病床の一部を回復期の患者向けに変更したうえで数も4床増やすということです。
南魚沼市は市民への説明会を重ね、理解を得たい考えです。