瓢湖 国内有数のハクチョウ飛来地 約4500羽確認 阿賀野

国内有数のハクチョウの飛来地、阿賀野市の瓢湖では、ことしも多くのハクチョウが飛来し、12月1日の時点でおよそ4500羽が確認されました。

阿賀野市の瓢湖は、国内有数のハクチョウの飛来地として知られていて、湖を管理する市によりますと、ことしは10月上旬に初めての飛来が確認され、先月中旬にはおよそ5800羽が確認されたということです。
12月1日の時点ではおよそ4500羽が確認され、2日朝は小雨の中、群れとなってとどまっていたハクチョウたちが相次いで飛び立っていきました。
また、餌付けやガイドをする、3代目「白鳥おじさん」こと齋藤功さんがエサやりを行う時間になると、いろいろな種類の鳥たちが集まってきて、我先にエサを食べていました。
訪れた人は「瓢湖に初めて来ました。ハクチョウ以外にもいろいろな鳥がいて、おもしろいです」と話していました。
「白鳥おじさん」の齋藤さんは「今は4471羽が飛来し、昨年より若干少ないかと思われます。見ごろの時間帯は朝と夕方です。朝は飛び立つハクチョウ、夕方は戻ってくるハクチョウが見られます」と話していました。
瓢湖のハクチョウは、例年3月にはシベリアに戻っていくということです。