小学生が考案 新潟の魅力を伝えるおにぎりの審査会 新潟市

子どもたちが考案した新潟の魅力を伝えるおにぎりの商品化に向け、13日、新潟市の小学校で審査会が開かれ子どもたちが新潟の食材を使ったり、国の特別天然記念物のトキの顔をイメージしたりしたおにぎりを発表しました。

新潟市中央区の上山小学校では去年から総合学習の時間を使って、5年生の児童が新潟の魅力を伝えるおにぎりを考案しています。
おにぎりは商品化され新潟市中央区上近江にある新潟の県産品などを扱うセレクトショップで来年1月ごろに販売される予定で13日は小学校で商品化するおにぎりを選ぶ審査会が開かれました。
審査会では、審査員を務める店舗の店長や料理研究家を前に、これまでに子どもたちの投票で絞られた8種類のおにぎりが発表されました。
子どもたちが考えたのは、サツマイモやゴボウを使って国の特別天然記念物のトキの顔を表現したり、新潟特産の食用菊で、黄色と紫色の「かきのもと」をごはんに混ぜてささでくるんだりした新潟ならではのおにぎりです。
子どもたちは学級でのアンケートをもとに味付けやパッケージなどを工夫したことをアピールしていました。
発表した女子児童は、「新潟のすばらしさを伝えることを大前提に発表しました。商品化できたら楽しんで食べてほしいです」と話していました。
おにぎりは審査でさらに数種類に絞られ、商品化されるということです。
おにぎりを販売するセレクトショップ、「KITAMAE」の鈴木雄祐店長は「どの発表もレベルが高く、どうしたらおいしく食べてもらえるかをしっかり考えていたので驚きました」と話していました。