ヤクルト 5位指名の伊藤琉偉選手に指名のあいさつ

プロ野球のドラフト会議でヤクルトから5位で指名されたオイシックス新潟アルビレックスBCの伊藤琉偉選手が2日、球団から指名のあいさつを受け「期待に応えられるよう頑張ってけがなくプレーし、走攻守そろった選手になりたい」と意気込みを語りました。

伊藤琉偉選手は軽快なフットワークと正確なスローイング、それにしぶとい打撃が持ち味の内野手で、先月行われたプロ野球のドラフト会議でヤクルトから5位で指名されました。
2日、ヤクルトの橿渕聡スカウトデスクらが新潟市中央区のハードオフスタジアムを訪れ、伊藤選手に指名あいさつを行いました。
冒頭、橿渕スカウトデスクは「指名できてよかった。一番評価したのは守備力で、1軍でも頑張れる能力がある。ストロングポイントを忘れず、そこから補ったり伸ばしたりしてほしい」と話していました。
その後のやりとりは非公開で行われ、橿渕スカウトデスクによりますと、伊藤選手を評価したポイントや今後のスケジュールなどについて伊藤選手に説明したということです。
あいさつを受けたあと伊藤選手は「期待に応えられるよう頑張ってけがなくプレーし、走攻守そろった選手になりたい」と改めて意気込みを語りました。

伊藤選手は先月、ドラフト会議終了後に開いた会見のなかで目標とする選手として、ヤクルトのキャプテン、山田哲人選手をあげていました。
これについてヤクルトの橿渕スカウトデスクは2日の指名あいさつのなかで「伊藤選手は21歳という若さで潜在能力がかなり眠っている。まずは守備でレギュラーの選手と勝負し、ゆくゆくは走塁やバッティングを磨いて山田選手のようになってもらえたら」と期待を話していました。
これを聞いた伊藤選手は「評価してもらっている守備をもっと磨き、バッティングと走塁でもアピールできれば」と話していました。