大韓航空 新潟ーソウル便が再開 外国人旅行者の回復に期待

3年前から運休していた新潟と韓国・ソウルを結ぶ大韓航空の定期便が、31日、再開しました。

新潟と韓国・ソウルを結ぶ大韓航空の定期便は、新型コロナウイルスの感染が拡大した3年前から運休していましたが、31日、再開することになりました。
新潟空港では再開を祝う式典が開かれ、県や大韓航空の関係者などが参加しました。
この中で、新潟空港整備推進協議会の会長代理を務める橋本副知事は「非常に明るいニュースだ。再開をきっかけに、インバウンド促進につなげていきたい」と述べました。
そして、正午すぎに、再開してから最初の飛行機が新潟空港に到着すると、待ち構えていた車両が放水をして水のアーチで出迎えました。
また、到着ロビーの前では、県内ゆかりのキャラクターや、韓国の民族衣装を着た人が横断幕を持つなどして利用客を歓迎していました。
韓国から訪れた人は「旅行としてちゃんと来るのは初めてです。いろんなところに行ってみたい」と話していました。
大韓航空のイ・ソグ(李碩雨)日本地域本部長は「この路線は日本からの利用客に対して、韓国からの利用者が少ない路線だ。新潟には魅力があるので、インバウンドに向けてしっかりとPRをしてほしい」と話していました。
新潟とソウルを結ぶ定期便は、火曜、木曜、土曜の週3回、それぞれ1往復する予定で、今回の再開で旅行への需要が高まり、県内を訪れる外国人旅行者の回復にもつながることが期待されています。