電動キックボード無免許運転か 大学生書類送検 県内初の検挙

ことし8月、新潟市内の市道で、無免許で電動キックボードを運転したなどとして、23歳の大学生が道路交通法違反などの疑いで書類送検されました。
電動キックボードによる違反の検挙は県内で初めてだということです。

書類送検されたのは、新潟市西区に住む23歳の女子大学生です。
警察によりますと、大学生はことし8月、新潟市西区の市道で無免許で電動キックボードを運転したほか、加入が義務づけられている自賠責保険に加入していなかったとして道路交通法違反などの疑いが持たれています。
調べに対し、「免許を持っていないのは事実です」などと容疑を認めているということです。
大学生が走行している姿を目撃した人から「法律改正したが、大丈夫な車両か」などと通報が寄せられ、発覚したということです。
大学生は電動キックボードは通学に使っていて、インターネット上で購入していたということです。
電動キックボードをめぐっては、ことし7月から最高速度が時速20キロ以下で、車体の大きさなどの基準を満たしたものについては、16歳以上であれば運転免許がなくても利用できるようになりましたが、今回の車両は最高速度が時速20キロを超え、免許の必要なものだったということです。