奥只見電力館リニューアルオープンで記念式典 新潟 魚沼

奥只見湖の湖畔にある魚沼市の「奥只見電力館」が開館から50年を迎えてリニューアルオープンすることになり、28日、記念式典が行われました。

新潟と福島の県境にあるダム湖・奥只見湖では、水力発電が行われていて、湖畔の魚沼市には発電の仕組みなどを学ぶことができる「奥只見電力館」があります。
電力館がことしで開館から50年となるのを記念して、29日、リニューアルオープンし、これに先だって28日、記念式典が開かれました。
式典には魚沼市や福島県の桧枝岐村から観光関係者などが出席し、テープカットが行われました。
電力館では新たにドローンを使って空から撮影した「奥只見ダム」の映像が放映されるほか、現実と仮想世界を重ね合わせるAR技術を使って、四季折々のダムの姿を楽しめる展示ブースなどが設けられたということです。
発電所を管理する電源開発東日本支店の中谷博支店長は「ARを利用した展示など、大人から子どもまで喜んでいただけるような展示にリニューアルしました。これから紅葉シーズンを迎えるので、地域の一つの魅力となってお客様に訪れていただきたい」と話していました。