プロ野球2軍公式戦 新潟アルビレックスBCなど2球団参加へ

プロ野球の2軍の公式戦に来年から新たに参加する球団について、静岡市を本拠地を置く計画の「ハヤテ223」と独立リーグ、BCリーグの新潟アルビレックスBCの2つが参加する方針となったことが関係者への取材でわかりました。
今月29日のオーナー会議で承認される見通しです。

プロ野球では、2軍の公式戦がイースタン・リーグ7球団とウエスタン・リーグ5球団に分かれて行われていますが、野球のすそ野を広げることを目的に2軍の試合に参加する新たな球団を公募し、3つの企業などから申請が届いていました。
NPB=日本野球機構と12球団による実行委員会は申請を元に経営計画やチーム編成の方針などのヒアリング、さらに本拠地となる球場や施設の視察をして審査を進めてきました。
その結果、25日開かれた臨時実行委員会で静岡市を本拠地とする球団の創設を目指す「ハヤテ223」と独立リーグ、BCリーグの新潟アルビレックスBCの2つの球団が来年から2軍の試合に参加する方針となったことが関係者への取材でわかりました。
今月29日のオーナー会議で承認される見通しです。
関係者によりますと、2球団ともイースタン・リーグへの参加を希望していましたが、振り分けについては今後、議論を重ねるということです。
独立リーグ、BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスを運営する人材派遣会社「エイジェック」の参入は今回は見送られる見通しとなりました。