小学校のスクールバス 低学年児童1人を降ろし忘れ 村上

村上市で、小学校のスクールバスの運転手が低学年の児童を降ろし忘れたまま学校に戻っていたことが分かり、村上市は保護者に謝罪するとともにバスを運行する会社に再発防止を指示しました。

村上市教育委員会によりますと13日午後3時ごろ、小学校のスクールバスの運転手が終点のバス停で降りるはずだった低学年の児童1人が車内で眠っているのに気づかず、この児童を乗せたまま学校に戻りました。
終点で降りた別の児童がこの低学年の児童がバスに乗ったままであることに気づき迎えに来ていた保護者に伝えたということで、連絡を受けた教諭が戻ってきたバスの車内で眠っている児童を見つけました。
終点から学校まではバスで7分ほどで、児童の心身に異常はないということです。
市教育委員会によりますと、本来は運転手が終点でバスを止め車内をまわって降ろし忘れがないか確認することになっていますが、実際には現場の交通量が多いことから運転手がバックミラーを見て降車を確認する対応にとどめていたということです。
市は保護者に謝罪するとともに、バスを運行する会社に改めて車内の確認を徹底するよう再発防止を指示したということです。