小千谷市の花火大会「片貝まつり」 夜空を彩る

四尺玉の花火などが夜空を彩る小千谷市の花火大会、「片貝まつり」が9日夜、開催されました。

「片貝まつり」は小千谷市の片貝地区にある神社に奉納するため、江戸時代から続いているとされ、毎年、大勢の観客でにぎわいます。
初日の9日は午後7時半から花火の打ち上げが始まりました。
訪れた人たちは次々に美しい花火が夜空を彩る中、拍手をしたり、動画を撮影したりしながら楽しんでいました。
そしてフィナーレでは四尺玉の花火が打ち上げられ、大きな音とともに夜空に直径800メートルほどの大輪の花が咲きました。
新潟市から訪れた40代の男性は「迫力がある四尺玉の花火が最高でした。神社の中で祭りが行われるのも日本らしいと感じ、よかったです」と話していました。
埼玉県からの帰省中に訪れたという30代の女性は「家族や親戚と一緒に見に来ました。音も光も迫力があり、世界一の花火だと思いました」と話していました。
「片貝まつり」は10日も開かれ、2日間であわせておよそ1万5000発の花火が打ち上げられる予定です。