小学校でクマ対策の講習会 新潟 長岡

秋を迎え、クマの目撃や出没が増えるおそれがあることから、長岡市の小学校で、クマを近づけない対策や遭遇した場合の対応を学ぶ講習会が開かれました。

市などが長岡市の下塩小学校で開いた講習会には、全校児童や保護者などあわせておよそ50人が参加しました。
講師は鳥獣被害対策を専門とする会社の担当者が務め、子どもたちは、クマを近づけないために、鈴など音が出るものをつけて、自分の存在をアピールすることが効果的だと学んでいました。
そして万が一、クマと遭遇した場合は、背中を向けず、ゆっくりと後ずさるようにして、それでもクマが向かってきた場合はうつ伏せになって首を守る姿勢が有効だと教わっていました。
6年生の女の子は「うつ伏せになる姿勢などは知らなかったので勉強になりました。出かける時はクマを近づけないように鈴をつけたいと思います」と話していました。
講師を務めた今村舟さんは、「山に入る時は鈴やスプレーを持つなど、対策を徹底してほしいです」と話していました。