お盆のJR利用者 去年の約1.6倍 感染拡大前の8割

ことしのお盆期間の上越新幹線と特急の利用者は、去年の同じ時期のおよそ1.6倍に増加した一方、新型コロナウイルスの感染拡大前の8割にとどまりました。

JR東日本新潟支社によりますと、今月10日から17日までの8日間に、上越新幹線の一部区間と、信越本線の特急「しらゆき」、羽越本線の特急「いなほ」を利用した人は合わせて28万9000人で、去年の同じ時期の1.58倍に増加しました。
一方、利用者数は、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の84パーセントにとどまりました。
これについてJR東日本新潟支社は「コロナ禍を経て車の利用が増えるなど生活様式が変わった可能性がある」としています。
また、期間中、最も利用者が多かったのは、下りは今月11日で3万3000人、上りは今月13日で2万3000人でした。
JR東日本新潟支社は「臨時電車を設けることで、密を避けて乗車できるようにしたり旅行のキャンペーンを企画したりして、快適に楽しく利用してもらえるよう努めていきたい」としています。