長岡花火大会の人出 去年比増の延べ29万5000人

ことしの長岡市の花火大会は2日と3日の2日間で、延べ29万5000人が訪れたと主催団体が発表しました。
去年より1万5000人多く、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことなどで訪れやすくなったことが背景にあるとみられます。

戦没者の慰霊や新潟県中越地震の復興などを願う長岡市の花火大会は、ことし4年ぶりに飲食の制限がない形で3日までの2日間開催されました。
会場の信濃川の河川敷には雑踏事故の防止のため、去年に引き続き有料の観覧席のみが設けられ、主催する長岡花火財団によりますと、延べおよそ29万5000人が訪れたということです。
去年よりも1万5000人多く、背景には新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけがことし5月に5類に移行し、訪れやすい環境が整ったことや、去年は雨が降った一方で、ことしは晴れたことなどがあるとみられます。
長岡花火財団は「事故なく開催できてうれしく思う。来年は金曜日と土曜日での開催となり、ことし以上に人出が見込まれるので、来年に向けてPRや準備を進めていきたい」と話しています。