災害への備えなどを親子で学ぶ「防災キャンプ」 新潟 関川村

災害への備えや避難所での過ごし方などについて親子に宿泊しながら楽しく学んでもらう催しが関川村で22日行われました。

「防災キャンプ」と題したこの催しは、親子など、およそ30人が関川村の「安角ふれあい自然の家」に1泊して行われました。
初日の22日は「非常持ち出し袋の中身を考える」をテーマに、参加者たちが用意された40枚のカードの中から、身につける物や避難所に持っていく物などを選んでいました。
そして非常食や防水ライトなど防災に役立つグッズの使い方について講師から説明を受けていました。
また、段ボールを使ったベッドづくりも体験し、指導を受けながら楽しそうに組み立てていました。
参加した子どもたちは「非常持ち出し袋には携帯電話やラジオ、ゲームを入れたい」とか、「避難所では後片付けや家族の手伝いをしたい」と話していました。
また参加した母親は「子どもには自分でできることはやってもらって親子で離れないようにしてもらいたいと思った」と話していました。
講師を務めた日本防災士会新潟県支部の長濱直也さんは「普段から家庭内で食事をしているときとか日常生活の中で防災の話を心がけてもらいたい」と話していました。