14年前のタクシー強盗殺人事件 報奨金期限を1年延長へ

14年前、新潟市でタクシー運転手の男性が殺害され売上金を奪われた強盗殺人事件で有力な情報を提供した人に支払われる報奨金の期限が来年7月まで1年間、延長されることになりました。

平成21年11月1日、新潟市東区でタクシー運転手の阿部次男さん(当時63)が何者かに刃物で刺されて殺害され、売上金が奪われました。
警察は阿部さんのタクシーに最後に乗った男が事件に関わったとみて強盗殺人事件として捜査を続けています。
これまでの防犯カメラの映像に加えてことし3月には男の足取りを説明する動画を新たに作成し「YouTube」で公開するなどして情報提供を呼びかけていますが、逮捕には至っていません。
警察は事件の解決につながる有力な情報を提供した人に最高で300万円を報奨金として支払うことにしていて、この期限が来年7月28日まで1年間延長されることになりました。
県警察本部捜査1課の村上知光特命捜査室長は「これまで900件以上の情報を頂いていますが、犯人の逮捕には至っていません。引き続き、情報提供のご協力お願いします」とコメントしています。
情報提供の窓口は新潟東警察署捜査本部で電話番号は「0120−39−1105」です。