7月から8月に海の事故多く 監視員いる海水浴場で遊泳を

7月から8月にかけて海で遊泳中の事故が多くなることから、第9管区海上保安本部は監視員がいる海水浴場で泳ぐことや、子どもから目を離さないことなど注意を呼びかけています。

第9管区海上保安本部によりますと、県内で発生したマリンレジャーに伴う事故は去年までの過去5年間でみると、7月と8月が最も多く、事故のおよそ7割が遊泳中に起きていて、去年は3人が遊泳中に亡くなりました。
事故を年代別にみると、10代以下がおよそ4割を占めていて、子どもが事故に巻き込まれるケースが多くなっています。
また、海岸から沖に向かって発生する強い流れ、「離岸流」に流されたとみられる事故も発生していて、去年8月には海水浴場が開設していない時に柏崎市の海を訪れた8歳の男の子と60代の祖父が亡くなっています。
第9管区海上保安本部は、遊泳中の事故を防ぐために監視員がいるなど管理された海水浴場で泳ぐことや子どもから目を離さないこと、悪天候の場合は早めに帰る判断をすることなどを呼びかけています。