三条市 溶接体験できるスペース 工場内にオープン 記念式典

ものづくりが盛んな三条市で溶接体験などができるスペースが地元の企業の工場内に新たにオープンすることになり、記念のセレモニーが行われました。

6日オープンするのは、溶接体験などができる「アイアンプラネットベースオブ三条」で、市内の荒沢地区にある「高義製作所」の工場の中に設置されます。
5日は関係者が出席して記念のセレモニーが行われ、三条市の滝沢亮市長が「この施設で溶接に親しんで、将来的に地元で働きたいという子どもが増えることを期待したい」とあいさつしました。
このあと関係者がテープに見立てた金属製の細長い板を熱で溶かして切断するという独特のテープカットでオープンを祝いました。
このスペースは地元の課題となっている人手不足の解消や地域の活性化の一環として設置され、溶接体験を通じて、写真立てやスマートフォンのスタンドなどを作ることができるということです。
「高義製作所」の徳永佳久社長は、「溶接体験を通じてものづくりの楽しさや、地域の魅力を知ってもらえるように運営していきたいです」と話していました。