親子が米粉について学ぶ食育講座 三条

小麦粉の値上がりや健康志向の高まりなどで注目が高まっている米粉について学ぼうと、三条市で親子を対象にした食育の講座が開かれました。

「JAえちご中越」では、親子を対象にした食育の活動を毎年行っていて、10日は三条市の農産物直売所で講座が開かれ、8組の親子合わせて20人が参加しました。
はじめに参加者は米粉と小麦粉が入った袋に水を入れて手でこねる体験をし、JAの職員からグルテンを含む小麦粉はのびる一方、米粉はのびないなどと説明を受けました。
また、JAの職員がコシヒカリを機械で砕き米粉が作られるまでを紹介し、子どもたちは興味深そうな様子で観察していました。
続いて親子でピザ作りに挑戦し、強力粉と米粉などを混ぜた生地を丁寧にこねていました。
地元の三条市から参加した小学6年生の女の子は「とても楽しいです。いろいろな具をのせてカラフルなピザにしたい」と話していました。
また、父親は「農業を体験してほしいと思って参加しました。親も子どもも楽しめました」と話していました。