上越市 宿泊施設・体験交流施設 新しい指定管理者を選定

上越市で宿泊施設などを運営する第三セクターが、国の助成金を不正受給したことを受けて解散することから、市は関係する施設の新しい指定管理者として宿泊施設などを経営する長野県の企業を選定しました。

上越市にある宿泊施設の「くわどり湯ったり村」と体験交流施設「ゆったりの家」について、市は運営を委託していた第三セクターが国の助成金を不正に受け取ったことを受けて、この第三セクターの解散を決め、新しい指定管理者を公募していました。
その結果、長野県にある「オーガニックリゾートホールディングス」を指定管理者とすることを決めました。
この企業は、長野県の須坂市や小布施町で温泉宿泊施設などをグループ会社で経営しています。
市によりますと、施設運営のノウハウを持っていることや新型コロナの影響を受けながら施設の運営を継続した実績などが評価されたということです。
「オーガニックリゾートホールディングス」は、NHKの取材に「地元の方あっての施設だと思っています。地元の方や上越の方、県外の方にも愛されるような施設を目指していきたい」とコメントしています。
また、第三セクターが運営するレストラン「ヨーデル金谷」は、不正に関与していない従業員が設立した企業が指定管理者に決まりました。