自転車で佐渡をめぐる「佐渡ロングライド210」開催

自転車で佐渡をめぐる「佐渡ロングライド210」開催

自転車で佐渡をめぐる「佐渡ロングライド210」が開催され、参加した人たちはそれぞれのペースでコースを回りながら、初夏の景色を楽しんでいました。

このイベントは佐渡をめぐる最長210キロのコースを自転車で回るもので、タイムや順位を競わないのが特徴です。
21日午前5時半に、女子スピードスケートで金メダルなどを獲得した高木菜那さんと佐渡市の渡辺市長による合図とともに、4つのコースに分かれて始まりました。
参加したのは7歳の小学生から最高齢の82歳まで、全国から集まった2000人余りで、穏やかな青空のもと思い思いのペースで自転車を走らせながら、美しい海岸沿いの景色を楽しんでいました。
コースの途中には休憩所が設けられ、地元の人たちが、飲み物やそばなどを振る舞いました。
また沿道では市民が声援を送っていたほか、ブラスバンドによる演奏も行われていました。
「山岳コース」をゴールした栃木県から参加した20代の男性は「佐渡のコースは信号が少ないので降りたりせず気持ちよく走れるコースでした。来年も出場したいです」と話していました。
また、神奈川県から参加した50代の女性は「ことしで4回目の参加です。佐渡のコースは絶景で休憩所での食事も魅力です」と話していました。