“保育士不足に歯止めを”新潟県内に移住の保育士に支援金

県内の保育士不足に歯止めをかけようと、県は、東京や神奈川県などから移住してきた保育士に対し、支援金を支給する制度を設けています。

県によりますと、県内では、保育士が延長保育の対応などで不足しているということで、保育士不足に歯止めをかけようと支援金を支給する制度を設けています。
具体的には東京、神奈川県、埼玉県、千葉県に住んでいた人で、ことし3月16日から来年4月1日までに県内に移住し、保育士として勤務する人がいる世帯を対象に、2人以上の世帯の場合は50万円、単身世帯の場合は30万円を支給します。
また、保育士として内定を受けている人も、来年4月1日までに県内に移住し、雇用される見込みであれば、支給の対象になるということです。
申請は来年3月15日まで受け付けているということです。
県の担当者は「延長保育など多様な保育のあり方により、現場では人手不足となっている。IターンやUターンだけでなく移住する人の促進にもつなげたい」としています。