妙高山麓に春の訪れ告げる「艸原祭」妙高

妙高山麓に春の訪れを告げる「艸原祭」が13日夜行われ、訪れた人たちは、斜面に火がともされて文字が浮かび上がる幻想的な光景を楽しみました。

「艸原祭」は新型コロナウイルスの影響で一時中止されましたがその後再開され、ことしで46回目になります。
妙高市のいもり池近くの会場には地元の飲食店などの露店が立ち並び、午後7時からは呼び物となっている「大かやば焼き」が行われました。
冬はスキーのゲレンデになる妙高山の中腹に火がともされると、漢字の「艸」の文字が浮かび上がり、訪れた人たちから歓声があがりました。
祭りでは花火やスカイランタンも打ち上げられ、家族連れなどが幻想的な光景を写真に収めていました。
家族で訪れた上越市の30代の女性は「今まで見たことがないようなきれいな光景でした。マスクを外せる状況になり、多くの人でにぎわっていてとてもいい雰囲気でした」と話していました。
また上越市の60代の男性は「暗いなかで文字が浮かび上がる様子がとてもきれいでした。新型コロナウイルスの感染拡大前と同じように祭りを見ることができてよかったです」と話していました。