柏崎刈羽原発5号機 建屋1階洗濯機モーター付近から出火
11日午前、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所5号機の建屋内に設置された洗濯機から火が出てまもなく消し止められました。
東京電力によりますとけが人は無く、放射性物質が周辺や外部に漏れるなどの影響も無いということです。
東京電力によりますと11日午前11時5分ごろ、柏崎刈羽原子力発電所5号機の原子炉建屋などに隣接する「ランドリ建屋」1階にある洗濯機のモーター付近から火が出ているのが見つかりました。
火はまもなく消し止められ、けが人はいないということです。
5号機を含め、柏崎刈羽原発に7基あるすべての原子炉は運転を停止しています。
現場は放射線管理区域にあたり、東京電力によりますと放射線量を測定するモニタリングポストの値に異常はなく、周辺や外部に放射性物質が漏れるなどの影響は無いということです。
東京電力によりますと火が出たのは作業員の服や靴下などを洗うために使われている2台の洗濯機のうちの1台で、当時は洗濯が行われていたということです。
東京電力は火が出た原因などを詳しく調べています。
東京電力は「地域の皆様にご心配をおかけしたことをおわび申し上げます。原因調査にしっかりと取り組むとともに再発防止に努めてまいります」とコメントしています。