卵高騰 オムライスなど値上げ検討の飲食店も 新潟
卵の値上がりが続く中、オムライスなど卵を使ったメニューが人気の新潟市内の飲食店では、これまで維持してきた価格を引き上げることも検討しています。
新潟市中央区にあるカフェレストランでは、卵を3つ使っているというオムライスや半熟たまごをトッピングしたハンバーグが人気メニューになっています。
店では、卵を毎月800個ほど使っていますが、仕入れ値は200個入りのひとケースが去年3月は2400円だったのがことしは3500円と、1.5倍近くに値上がりしたということです。
材料費や電気代などのコストが上昇する中でも、カフェならではの味をできるだけ手ごろな価格で楽しんでもらいたいと、オムライスなどの価格を1700円余りで維持してきました。
しかし、鳥インフルエンザが全国に広がり卵の値上がりが続く中、店では来月以降、メニューの値上げを検討しているということです。
カフェレストラン「フラグレット」の吉田康二店長は「知り合いの菓子店からは『卵が手に入らない』という声も聞こえてくる。私たちも卵が手に入らなくなった場合を想定して、ほかのメニューを試作するなど対応を考えていきたい」と話していました。