三条市の飲食店でノロウイルス食中毒
三条市の飲食店が提供した料理を食べた合わせて86人がおう吐や下痢などの症状を訴え、このうち33人が医療機関で手当てを受けました。
保健所はノロウイルスによる食中毒と断定し、この店を16日から2日間、営業停止処分にしました。
県によりますと、三条市にある飲食店「伊東屋」が提供した料理を食べた複数の人がおう吐や下痢などの症状を訴えていると、今月13日、三条保健所に連絡がありました。
保健所が調べたところ、今月11日と12日にこの店が提供した料理を食べた合わせて86人が症状を訴え、このうち33人が医療機関で手当てを受けました。
全員、快方に向かっているということです。
患者や店の従業員からはノロウイルスが検出されたということで、保健所はノロウイルスによる食中毒と断定し、16日と17日の2日間、店を営業停止処分にするとともに、調理設備の消毒や従業員の健康管理を徹底するよう指示しました。
ノロウイルスによる食中毒を防ぐため、県は調理前やトイレのあとなどに手洗いを徹底するよう呼びかけています。