新潟と長岡の園児がオンラインで運動会 玉入れなどで交流
新潟市の保育園と長岡市の幼稚園をオンラインで結んで運動会をする催しが30日行われ、子どもたちは玉入れなどをして交流を深めました。
この催しは、新型コロナウイルスの感染が続く中、離れた地域に住む子どもどうしが交流する機会を設けようと、新潟大学の村山敏夫准教授などの発案で始まりました。
ことしは新潟市の笠木保育園と長岡市の新潟大学付属幼稚園の園児合わせて37人が参加し、はじめに行われた玉入れで、子どもたちは開始の合図とともに夢中で玉をかごに投げ入れ、オンラインで結ばれた相手チームと競っていました。
続いて洗濯ばさみが取り付けられたひもにタオルを干す競争が行われ、会場には子どもたちの楽しそうな声が響いていました。
また、質問の時間も設けられ、子どもたちは画面越しに「好きな給食は何ですか」とか「好きな色は何ですか」など質問しあっていました。
参加した園児の1人は「運動会は楽しかった。長岡の子と一緒に本を読んでみたい」と話していました。
催しを企画した村山准教授は「知らない地域にいる知らないお友だちに最後まで手を振っていた姿を見ると、今回の催しは成功したと思います」と話していました。