新潟市の保育園で当時の園長が園児の顔にホースで水かける

新潟市中央区の保育園で去年、当時の園長が園児の顔にホースで水をかけたり、頭をたたいたりしていたことが分かりました。
保育園は不適切な行為だったとして再発防止に取り組み、新潟市も監査の結果、現在の保育園の運営に問題はないとしています。

新潟市中央区にある「湖桜保育園」によりますと去年、水遊びの際にほかの子どもに水をかけた1人の園児の顔に当時の園長がホースで水をかけたり、園児の頭をたたいたりしたということです。
保護者からの相談を受け、新潟市は去年10月、立ち入り調査を行って再発防止を指導し、2か月後の去年12月、園長は退職したということです。
保育園は不適切な行為だったとして、職員を対象とした研修を行うなど再発防止に取り組んでいるとしています。
また、新潟市はことし8月の監査の結果、現在の保育園の運営に問題はないとしています。
保育園の現在の園長はNHKの取材に対し、「新潟市の指導を受け、職員全員の取り組みによって状況は改善している。これからもよりよい保育に努めたい」と話しています。