「新潟三越」跡地再開発 地上30階建て以上の複合施設 新潟
新潟市古町地区にある「新潟三越」の跡地の再開発をめぐる具体案が明らかになりました。
地上30階建て以上の商業施設などが入る複合施設を2028年度中に完成させる方向で協議が進められる見通しです。
新潟市古町地区ではおととし、老舗デパートの「新潟三越」が売り上げの低迷などを理由に閉店し、土地と建物の一部を所有する新潟市の総合建設会社「廣瀬」が再開発を担い、新たな複合施設の建設に向け、周辺の地権者などと協議を進めています。
この複合施設の具体案が明らかになり、それによりますと、地上30階建て以上の高層ビルを建設し、分譲マンションやオフィス、商業施設などが入る複合施設にしたうえで、2028年度中の完成を目指すとしています。
関係者によりますと、この具体案をもとに「廣瀬」と周辺の地権者や住民は施設の内容や規模などをめぐって協議を進めていくということです。
地上30階建て以上の複合施設が完成すれば県内最大級の規模となり、新型コロナの影響で打撃を受ける地域経済の活性化や新潟市中心部のにぎわいの創出につながるか注目されそうです。