通園バス園児死亡 新潟の保育園で安全守る対策強化の動き

静岡県の認定こども園で3歳の女の子が通園バスの車内に取り残され熱中症で死亡したことを受けて、新潟市内の保育園でも園児の安全を守る対策を強化する動きが出ています。

今月5日、静岡県牧之原市にある認定こども園で3歳の女の子が通園バスの車内に取り残され、熱中症で死亡しました。
この事件では、バスを運転していた理事長が園児らが降りる際に車内を確認していないなど、複数のミスが重なったことが明らかになっていて、警察は安全管理を怠ったとみて、業務上過失致死の疑いで捜査を進めています。
これを受けて新潟市南区の「白根そよ風保育園」では園児の人数確認に関するマニュアルを見直しました。
それによりますとこの保育園では新たに通園バスに乗っている園児全員にバーコードを用意し、保育園に入る際にバーコードをかざして、専用のアプリで出席したことを記録できるようにしました。
また、これまでバスの到着時に、同乗していた職員が園児たちが取り残されていないか車内を点検していましたが、さらに、園長も、名簿と照らし合わせるなどして、園児の人数を確認するようにしたということです。
13日も通園バスが到着すると園児たちは職員に手伝ってもらいながら専用のタブレット端末にバーコードをかざしていました。
「社会福祉法人勇樹会白根そよ風保育園」の武石かおり園長は「今回の事件を受けて一人一人の人数確認をより確実に行うとともに二重三重のチェックをすることになりました。悲しい事故を防ぐためには職員どうしがコミュニケーションをしっかりとっていくことが必要だと思います」と話していました。