岡倉天心の命日「天心忌」生涯を終えた赤倉温泉で 妙高

明治時代に活躍した美術評論家、岡倉天心の命日となる2日、天心が生涯を終えた妙高市で功績をしのぶ「天心忌」が行われました。

明治時代に活躍した美術評論家、岡倉天心は、東京芸術大学の前身である東京美術学校を設立したほか、海外に日本文化を発信するなど日本美術界の発展に大きな功績を残しました。
妙高市の赤倉温泉は、天心が避暑地として愛し生涯を終えた場所として知られ、天心の山荘跡には「六角堂」が建てられています。
毎年、命日の9月2日には功績をしのぶ「天心忌」が行われていて、地元の区長などおよそ20人が「六角堂」に集まりました。
ことしは新型コロナウイルスの影響で恒例の野点や直会は中止されて法要のみが執り行われ、参加者は地元の寺の住職がお経を読み上げるなか1人ずつ焼香し、六角堂にまつられた天心の胸像に向かって手を合わせていました。
参加した赤倉温泉区の田子進也区長は「赤倉温泉にとって天心先生はとても大きな存在です。こちらで先生が過ごされたことは名誉なことで、赤倉の地をいつまでも見守ってほしいという思いで手を合わせました」と話していました。