薬害でC型肝炎 女性が語る経験から学ぶ特別授業 上越

薬害について高校生に知ってもらおうと、血液製剤の投与によってC型肝炎を患った女性が1日、上越市の高校で特別授業を行い、自身の経験を語りました。

この特別授業はC型肝炎を患った荒井昌子さん(80)が、上越市の高田高校安塚分校で行いました。
荒井さんは50年前に出産した際、止血のために投与された血液製剤によって肝炎を発症したということで、治療のため半年にわたって入院を余儀なくされ、その間、育児ができなかったことなど自身の経験を語りました。
その後、治療薬によって体内からウイルスを取り除くことができたということですが、今後も肝臓がんを発症する可能性があり、恐怖心を拭うことができないなど率直な心情を生徒たちに伝えました。
3年生の男子生徒は「実際に話を聞き被害が大変なものだと実感しました。薬を飲むときには副作用などをよく確認して使いたいと思います」と話していました。
授業のあと荒井さんは「薬害に苦しむ患者の気持ちを分かるようになってほしいという思いで授業をしました。生徒にはまず薬害について知ってもらい今後起きてしまった時にも対応できるよう忘れないでほしいと思います」と話していました。