大雨の影響まとめ(8/8)

今回の記録的な大雨の影響で、新潟県内では土石流や住宅などへの被害が出ている村上市や関川村で断水が続いています。

村上市によりますと、8日午後4時現在、市内のすべての世帯の3分の1にあたるおよそ7200世帯で断水が続いています。
特に、住宅の浸水被害などが確認されている荒川地域や、住宅が全壊するなどの被害が出ている小岩内集落がある神林地域では全世帯で断水しています。
村上市によりますと、断水の原因は市内の複数の浄水場が浸水し、機器が壊れるなどして浄水設備に影響が出ていることなどが考えられるとしています。
そのうえで破損がみつかった地下の水道管については8日までに修理が終わったということです。
さらに断水が続いている荒川地域、神林地域、山北地区の全域で復旧作業の一環としての試験的な通水が完了し、水質の検査が行われているということです。
試験的な通水では蛇口から水が出るということですが、市は検査が完了するまでは水を飲まないよう呼びかけています。
また、関川村によりますと村内では8日午後5時現在、8世帯で断水しているということです。
村は、道路の陥没による水道管の破損などの影響が考えられるとして、復旧作業を進めています。

JR東日本は大雨による被害の影響で運転の見合わせが続いていた羽越本線が8日から全線で運転を再開しました。
JR東日本新潟支社によりますと羽越本線は、村上市内で信号を制御する設備が水につかった影響で、一部区間で運転を見合わせていましたが、復旧作業が進み、8日の始発から運転を再開しました。
ただ、複数の車両が被災し、使用できる車両の数が限られるなどの影響で、一部の列車が運休となるほか、快速「べにばな」は新潟駅から山形県の米沢駅の全区間で運休します。
一方、米坂線は、山形県の米沢駅から今泉駅の間で9日から臨時ダイヤで運転を再開する予定です。
坂町駅と今泉駅の間については当面、運転を見合わせるとしています。
県やJR東日本によりますとこの区間では、山形県内で橋が崩落しているほか、関川村の複数の場所で線路に土砂が流れ込むなどしていて、復旧には時間がかかる見通しです。
また、磐越西線は福島県内の野沢駅と喜多方駅の間で当面、運転を見合わせます。
この区間でも橋が崩落するなどの被害が出ていて、JR東日本によりますと復旧には時間がかかる見通しです。
また、新津駅と野沢駅の間は複数の車両が被災し、使用できる車両の数が限られるなどの影響で一部の列車が運休となっています。
このうち、津川駅と野沢駅の間は列車の本数を大幅に減らして運転するということです。

新潟県内で今回の記録的な大雨によって浸水被害をうけた住宅の件数は、県のまとめによりますと、これまでに村上市、関川村、胎内市などで合わせて1700件以上に上っているということです。
県によりますと、8日午後1時時点で県内で確認された住宅の床上や床下浸水は村上市で1372件、関川村で230件、胎内市で78件、新潟市で60件、新発田市で15件、阿賀町で1件となっています。
市などは今後も被害調査を続けるということです。