前島密をしのぶ「献碑祭」上越市の生家の跡地で功績たたえる

上越市出身で、近代郵便制度の創始者として知られる前島密をしのぶ催しが1日、生家の跡地で行われました。

上越市出身の前島密は明治初期に郵便制度の仕組みを築いたほか、運輸や通信の発達など日本の近代化の基盤を作った人物の1人とされています。
これらの功績をたたえ、前島の死後、大正10年に生家の屋敷跡に石碑が建てられ、地元の人らが前島をしのぶ「献碑祭」を行っていて、ことしで100回目となります。
石碑の正面の題字は「近代日本経済の父」と呼ばれ、前島とも親交が深かった渋沢栄一が書いていて、1日は石碑の前で神事がおこなわれ、神職が祝詞をあげ、巫女が舞を奉納したあと参加者らが玉串を捧げていました。
また、ことしは100回目を記念し、地元の中学生が太鼓の演奏を披露しました。
献碑祭実行委員会の新井美智雄会長は「100年というのはすごく大きな節目です。前島密のような天才がここに生まれて育ったということを誇りに思います。地域の方々と一緒に全国に前島密を広げていきたいです」と話していました。