えちごトキめき鉄道 開業以来初の黒字決算も営業損益は赤字

えちごトキめき鉄道が2日、昨年度の決算を公表し、県や沿線自治体の支援などにより1億7700万円の黒字となったと発表しました。

上越市に本社を置くえちごトキめき鉄道は2日、取締役会を開き昨年度の収支が1億7700万円の黒字となったと発表しました。
会社によりますと、昨年度は観光急行やリゾート列車による旅客収入が前年度より増えたものの、車両の検査費用がかさんだことなどから、営業損益は6億6200万円の赤字となりました。
一方で、新型コロナウイルスの影響で利用が落ち込んだことなどから、県や上越市など沿線の自治体から合わせて8億8700万円の緊急支援を受けていて、こうした支援などにより開業以来初めての黒字決算になりました。
鳥塚亮社長は「黒字といっても売り上げが費用を上回った訳でないので、ますます頑張らないといけないという状況です。地域の交通の足を守るために、引き続き観光で稼いでいきたい」と話しました。
また、2025年に運賃を値上げする方針については「値上げしないで済むように沿線市民のみなさまと一緒になって頑張っていきたい」と話していました。
えちごトキめき鉄道は経営のスリム化のために、ことし7月から社内の部署を統合するほか、取締役の人数を減らす方針です。