映画「峠」公開にあわせて長岡市が地域経済活性化キャンペーン

幕末の戊辰戦争で新政府軍と戦った越後長岡藩の河井継之助を題材にした映画の公開を来月に控え、長岡市は映画の上映を地域経済の活性化につなげるキャンペーンを発表しました。

映画「峠 最後のサムライ」は作家 司馬遼太郎の小説「峠」をモチーフに、長岡藩を率いて戊辰戦争を戦った河井継之助の生涯を描きます。
映画では、新政府軍にも旧幕府軍にも加わらず、中立の立場で戦を避けようとした河井の苦悩なども描かれています。
長岡市の磯田市長は19日、映画館で会見し、映画の上映を地域経済の活性化につなげるキャンペーンを発表しました。
それによりますと、来月17日の公開日から9月30日までの期間、鑑賞券の半券や市内にある河井継之助記念館の入館券を提示することで飲食店などで割り引きなどのサービスが受けられます。
また記念館では上映に合わせた企画展が行われるほか、市内の全小中学生を対象に先着2000人が利用できる、鑑賞料金が半額になる補助券が配られるということです。
磯田市長は「いまのコロナやウクライナなど苦しむ人がいる状況の中で、河井継之助の映画を見てもらうのはベストなタイミングだと思う。長岡市に多くの人が来てもらう大きなきっかけにしていきたい」と述べました。
19日は関係者向けに映画の試写会も行われ、監督の小泉堯史さんが、公開が新型ウイルスの影響で2年近く延びたことを踏まえ、「やっと皆さんに映画をお届けできそうでほっとしている。せりふの言葉を通じてその時代に生きた人たちを知ってもらうのが大事で、言葉にこだわって作ったので耳を傾けてほしい」とあいさつしました。