県内就職希望の学生「福祉のしごと就職フェア」開催 新潟

県内で福祉の分野での就職を希望する学生などを対象にした「福祉のしごと就職フェア」が新潟市で開かれました。

これは県の社会福祉人材センターが開き、新潟市の「朱鷺メッセ」には県内64の事業所がブースを設けました。
このうち、障がいを持つ児童向けの保育や放課後のデイサービスなどを展開する事業所のブースでは、就職活動中の学生が仕事の内容や研修制度などについて説明を受けていました。
主催者によりますと、業界は長年、人材不足が続いていますが、コロナ禍でデイサービスの提供を減らしたことなどから、募集を抑える動きも見られたということです。
大学4年の女子学生は「障がい者支援の話を聞き、いままで以上に強い関心をもちました。障がいのある人の相談や支援に関わり、その人の強みや個性を認められるようにしていきたい」と話していました。
社会福祉人材センターの高橋真知子センター長は「介護は技術面よりも人間性を求められる部分もあり、明るく前向きに仕事をしてくれる人が求められています。直接、施設の人に話を聞けるよい機会なのでぜひ生かしてほしい」と話していました。
「福祉のしごと就職フェア」は来月も長岡市と上越市で開かれます。