手足口病の感染者増加 県が警報継続し注意呼びかけ

子どもを中心に手足や口の中などに発疹ができる「手足口病」の感染者の増加が県内で続いていて、県は引き続き警報を出して対策をとるよう呼びかけています。

「手足口病」は手や足、それに口の中などに発疹ができるウイルス性の感染症で幼い子どもを中心に夏場に流行します。
県によりますと先月(6月)24日から30日までの1週間に県内34の小児科の医療機関から新たに報告された感染者は346人で、1医療機関あたりでは10.18人となりました。
1医療機関あたりの人数は前の週より0.8人増えていて警報の基準となる5人を超える状態が続いています。
特に県北部や中部で流行が見られているということです。
県は引き続き県内全域に警報を出して、こまめな手洗いやタオルの共用をやめるなど対策を徹底するよう呼びかけています。