キトラ古墳と高松塚古墳の壁画 一般公開の募集開始

明日香村のキトラ古墳と高松塚古墳の国宝の壁画が7月から一般公開されるのを前に、文化庁は見学希望者の募集を始めました。

明日香村にあるキトラ古墳と高松塚古墳の国宝の壁画について、文化庁などは、年に4回、一般に公開しています。
このうちキトラ古墳の壁画は、7月27日から8月25日までの日程で、今回は、夏を象徴する方角の守り神で南の壁に描かれた「朱雀」が公開されます。
また、国宝に指定されてことしで50年を迎えた高松塚古墳の壁画は、▼飛鳥美人で知られる「女子群像」や▼東の壁に描かれていた方角の守り神の「青龍」や「男子群像」などが公開され、日程は7月27日から8月2日までとなっています。
いずれも無料で見学できますが、それぞれ事前の申し込みが必要です。
申し込みは各壁画の公開事務局で、6月30日までインターネットか往復はがきで受け付けます。
応募の問い合わせは、▼「キトラ古墳」が06−6281−3060、▼「高松塚古墳」が06−6281−3040です。