「DJポリス」外国人観光客に多言語で交通安全呼びかけ 奈良

「DJポリス」外国人観光客に多言語で交通安全呼びかけ 奈良

ことし2月、東大寺の近くで外国人観光客が車にはねられ死亡した事故を受けて、奈良市でいわゆる「DJポリス」と呼ばれる警察官が英語や中国語などで観光客に交通安全を呼びかけました。

ことし2月、奈良市の東大寺の近くで、乗用車が歩行者2人をはね、このうち海外から観光で訪れていた男性が死亡しました。
外国人観光客が増える中、21日、JR奈良駅前の広場でいわゆる「DJポリス」と呼ばれる奈良警察署の警察官7人が交通安全を呼びかけました。
警察官は、警察の車両の上からマイクを手に「信号は必ず守りましょう。奈良公園の鹿も信号を守ります」と英語や中国語など4か国語で呼びかけました。
また、横断歩道を渡る際の注意点などが外国語で書かれたチラシを手渡しながら交通ルールを守るよう呼びかけていました。
英語と中国語で交通安全を呼びかけた奈良警察署地域課の東山大希 巡査は「外国人観光客の交通事故が増えているので交通ルールを守りながら奈良で観光を楽しんでもらいたい」と話していました。

※事故は東大寺の参道ではなく、東大寺の近くで起きました。